2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
視線を感じた 見上げればやさしき 縮緬の花
黄色いリボンは 一等賞の思い出
きみの白いほほを そめたのはだれ
とじこめていたのに あふれだしてくるもの 「愛」だろうか
わたしをほどくのは あたたかなあなたのて
咲く花も 見る君も
孔穿ちて現れしもの 実か虚か
雨きらい あの人に 会いにゆくのに はいてく靴がない 雨すき あの人が さしかけてくれる傘 そっとすべりこむ
涙でにじんでいるんじゃない
羽をかわかして またどこまで飛んでゆこうか
みずのつぶ きえゆくとき ひかりのつぶに
それでも 漲るものがある
そこかしこから聞こえるおしゃべり
ふりむけば青
生まれたこの場所を ぼくは大好きになった
願うものは強い
波みたいにゆれる 花のかおるか 海のかおるか
愛をいっぱいもらってきた
一輪に励まされる
ひとつひとつに こめられた想いは
見ながら見ながら ふくらませてゆく
つめたさとあたたかさがちょうどいい ここがぼくのいばしょなんだ
かたき蕾を ゆるめて香る 冬の陽に
色なき日 木の実あたたかく 心に映りて
鼓舞している 今年の自分は 今までの自分を 超えてゆけ 超えてゆく
はいっ はいっ やぁ やぁ のぼる人 ささえる人 まといふる人 人のちから 人の心意気
いざ ゆかん ここはまかせろ
だれかがきめるのではなく
人を思っている 自分のために
ふるさとの海の向こうに ふるさとの山が在る 目を落とし 自分の足元を見る